秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~下
どうしよう。
昨日に戻れたらなぁ。
いや、戻れないけどさ。
「とりあえず、俺も何にも考えてなかったわけじゃない」
腕組み偉そうに話す純君。
「??」
何も考えてなかったわけじゃない……??
「マスコミへの対応と侑姫ちゃんの避難場所くらいは考えてある。けど、他にもっといい考えが今思い付いたんだ」
ニヤっと笑って兄貴をガン見。
まぁ、純君のアイディアはかなり期待できる。
だってアタシのマネージャーだもん!
頼りになるったら。