秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~下

もうここまで来たら制御が効かない。


コントロール出来ない。


勢いよく歩いてると廊下の隅にターゲット


見つけた



「匡!」


アタシの張り上げた声に振り向く匡。


「アンタだけ言いたい放題言わせねぇよ?」

あ、別にこれは我が家の杉山の真似じゃないからね?

読者の皆様は変なイントネーション付けずに読んでね??


「あれは、あの話題の男はアタシの兄貴なの!一緒に暮らしてるの!」


これで誤解とけたかな??とか思うアタシはまだまだ甘かった。


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