どりーむタイムズ
「おい、学級委員の2人は帰るなよ。仕事があるからな。」
どこでもいいから、休ませてくれよ…
「…げ。先生~テスト前ですよ。家に帰らせて下さいよ。」
「真田は、クラスで一番成績良い。それに斉藤は、前の学校でオール5だったんだろ。2人とも成績の心配はない。」
「え!?斉藤君って成績オール5だったんですか?それなのに、高校行かない…」
「先生!仕事って何すればいいのでしょうか?」
まだはっきり決めたわけじゃないのに、先生なんかに言われたら困る。
僕は、慌てて真田さんの言葉を遮った。
「仕事はかなりあるからな。まずクラス内の掲示物をすべて外して、クラスの隅から隅まで掃除してもらう。そして最後に、このクラスの机を全部、下の予備室に置いてある机と交換してもらう。」
「は…!?」
テスト前にしては、仕事のあまりにもの多さに僕達は一緒に叫んだ。
「…えっと、2人でそれをやるんですか?だいいち、今日はお弁当持ってきてないですよ。」
「大丈夫だ。今からやれば2時半までには終わるだろ。」
…マジかよ。絶対体力保たないし、もっと気まずくなっちゃう。
でも彼女はため息をついて、諦めた口調で言った。
「分かりました。やりますよ。斉藤君、早くやろう。」
「……あ、うん。」
どこでもいいから、休ませてくれよ…
「…げ。先生~テスト前ですよ。家に帰らせて下さいよ。」
「真田は、クラスで一番成績良い。それに斉藤は、前の学校でオール5だったんだろ。2人とも成績の心配はない。」
「え!?斉藤君って成績オール5だったんですか?それなのに、高校行かない…」
「先生!仕事って何すればいいのでしょうか?」
まだはっきり決めたわけじゃないのに、先生なんかに言われたら困る。
僕は、慌てて真田さんの言葉を遮った。
「仕事はかなりあるからな。まずクラス内の掲示物をすべて外して、クラスの隅から隅まで掃除してもらう。そして最後に、このクラスの机を全部、下の予備室に置いてある机と交換してもらう。」
「は…!?」
テスト前にしては、仕事のあまりにもの多さに僕達は一緒に叫んだ。
「…えっと、2人でそれをやるんですか?だいいち、今日はお弁当持ってきてないですよ。」
「大丈夫だ。今からやれば2時半までには終わるだろ。」
…マジかよ。絶対体力保たないし、もっと気まずくなっちゃう。
でも彼女はため息をついて、諦めた口調で言った。
「分かりました。やりますよ。斉藤君、早くやろう。」
「……あ、うん。」