双子フタゴ兄アニ
「なん…っだあ!お前ら小学生はぁ〜なめやがって〜!呼んでみろぉ!誰もお前等の言うことなんか信じないぞぉ!」
おっさんが突飛ばし、吹雪は公園の土の上に尻餅をついた
元々人通りの少ない場所だ
周りを見渡すが誰も歩いていない
大人と対峙すると途端に大人しくなりそうなおっさんだが、小学校低学年の俺たちには調子に乗っているようだ
俺は覚悟を決めて吹雪達の所へ走った
「…ぐっ!!」
吹雪に集中していた変態のおっさんは俺が背中に突っ込むとつぶれた蛙みたいな悲鳴をあげた
こーゆー時でも何か笑える
「……っだぁ!ガキがぁっ」
当然だがおっさんは俺の渾身の体当たりでも倒れない
反対に俺はおっさんの返り討ちにあいフェンスに叩きつけられた