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振り返ると、男の子が立っていた
「誰だっけ?」
知り合いはこの高校にはいないはず
「えっと…?」
男の子はため息をつき、
「はぁ、俺のこと覚えてないって感じだな」
うぅ…
「どちら様でしょう?」
少し偉そうに言うそいつが気に入らなくて、敢えて笑顔で聞いた
「俺、朝比奈龍之介!」
「あさひ…な…りゅうのすけ…りゅうのすけ…りゅう…」
はっとした
(゜ロ゜;
「ああああああ!」
思わず叫んでしまい、周りから変な目で見られた