http;//www.aisiteru.com

振り返ると、男の子が立っていた
「誰だっけ?」


知り合いはこの高校にはいないはず


「えっと…?」


男の子はため息をつき、


「はぁ、俺のこと覚えてないって感じだな」


うぅ…


「どちら様でしょう?」

少し偉そうに言うそいつが気に入らなくて、敢えて笑顔で聞いた


「俺、朝比奈龍之介!」


「あさひ…な…りゅうのすけ…りゅうのすけ…りゅう…」



はっとした
(゜ロ゜;


「ああああああ!」



思わず叫んでしまい、周りから変な目で見られた



< 10 / 37 >

この作品をシェア

pagetop