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朝比奈龍之介!


あたしの幼なじみだっ!


確か、小学校3年生の時に結構遠くに引っ越したんだっけ?



「ったく、俺を忘れるなんて」

「ごめんごめん。まさか龍がここを受験したとは思わないじゃん?」


「思わなくなくねぇ」


そんなことを話ながら、教室に入り、席についた


近くの席の子とは仲良くなれて、ホームルームも終わり、このまま帰るはずだった


龍は、バスケ部の見学に行くらしく、一緒に帰れない、とさっき言いに来た


わざわざいいのに
そんなことを言わなくても



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