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なんなの?ほんとに!この人はッ!


目を瞑ってあたしが食べるのを待ってる


「いや、いくらそんなことしても食べませんよ(600円もするし)」


聞いてるのか聞いてないのか、段々と近づいてくる


万事休すか!←違う



次の瞬間、姫菜先輩が『ごつっ』という音と共に消えた

というより、倒れていた



「ぶちょお、女の子にそんなことしちゃだめ」


「そうそう、龍の言う通り。彼女、半分泣きそうな顔をしてるぞ」


前を見てみると、月間漫画雑誌「きらら」を持っている、あたしと同じくらいの身長の可愛らしい男の子と、姫菜先輩と同じくらいの身長の眼鏡、髪の毛少しカールの男の子がいた


雑誌で姫菜先輩を殴ったらしい

「えっ?」


眼鏡の男の子はこっちを見て、にこっと笑った


「ごめんね、ひよのちゃん。驚いたよねぇ。急に部長にこんなことされて」


部長?
そういえば、さっきの男の子も「ぶちょお」って言ってたかも

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