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「今日はひよのちゃんの高校合格祝いに私のお勧めのバイキングに行こうか?ご馳走するよ」
鍵を指で回しながら、よし、と閉まっていることを確認した
「えっ?いいですよ!去年合格した日に沢山祝ってもらったし…」
「あれは私の両親から!私はまだなぁんにも祝ってないわ。まずは…はい」
と言うと、風見さんは鞄から小さな包み紙を出してあたしに渡した
「?これって…?」
風見さんの顔を見てみると、開けてみて、と言う顔をしている
凄く高級そうな包み紙
丁寧に丁寧に開けた
「うわぁぁ」
そこに入っていたのはキラキラとクリスタルが散りばめられた時計だった
「ちなみに私とお揃い」
左腕をあたしに見せる