左肩の重み~隣で眠る君へ~
これからの二人
「んっ。寝ちゃった」
目を擦りながら、俺の左肩から頭を上げる美香。
でもそのまま、また俺に身体を預けてくる。
髪をなでてやると、嬉しそうに目を細めた。
少し痩せたかもしれない。
入社して4年目の美香は、後輩指導を頼まれている。
きっとその疲れもあるんだろう。
「美香」
「ん?」
「仕事好き?」
「それ、前にも聞かれた気がする」
そう言って美香は、まだ眠いのか目を閉じた。
「嫌いじゃないよ」
「そうか」
前と同じ答えが返ってくる。
目を擦りながら、俺の左肩から頭を上げる美香。
でもそのまま、また俺に身体を預けてくる。
髪をなでてやると、嬉しそうに目を細めた。
少し痩せたかもしれない。
入社して4年目の美香は、後輩指導を頼まれている。
きっとその疲れもあるんだろう。
「美香」
「ん?」
「仕事好き?」
「それ、前にも聞かれた気がする」
そう言って美香は、まだ眠いのか目を閉じた。
「嫌いじゃないよ」
「そうか」
前と同じ答えが返ってくる。