Brother&Sister〜初めての再開〜
あたしは返事を待った。
そして。
「…そうだよ。希望…」
声も変わっていない。
明らかにあたしの知っているお兄ちゃんだった。
「お兄ちゃん〜〜っっ」
あたしは涙があふれてきた。
「久しぶりだな。」
お兄ちゃんはそういって頭をぽんぽんと叩いてくれた。
「うん……うん………っ」
「ほらそんなに泣くなよ。旦那さんと子供がみてるぞ。」
「えっ……?」
あたしは樹と弥樹が後ろいることを忘れておお泣きしていた。