Brother&Sister〜初めての再開〜
そしたら樹が弥樹を抱っこしてこっちに走ってきた。
「鳴実先輩ですよね?俺…樹です。覚えてますか?」
「覚えているよ。」
「お兄ちゃん…あたしの子供!弥樹っていうんだ♪」
あたしは涙を拭って弥樹を紹介した。
「そうか。弥樹っていうのか。初めまして」
「はじめまして!!よろしくおねがいします!!」
「よろしくな!」
お兄ちゃんは弥樹に微笑んだ。
そして…。
「それより、希望と樹くんの結婚式いけなくてごめんな…日にち知ってたんだが用事が敷き詰まってて行けなかったんだ。本当にごめんな……。」