空から笑ってて



あれ。なんで優汐は俺と彪流のこと知ってんだ?
それに彪流のカノジョのことも。
これは後々知ることとなる優汐の思いだった。


「ははっ!!はぁ〜あ‥‥。んで何だっけ??」


「‥‥‥‥‥。」


「嘘!冗談だって!!メグのクラスだろ?」


「メグって名前なのか。」


「いや〜ん!諒ちゃんったら〜知らなかったの〜??」


「嫌なら良いわ。」


「嫌じゃない!むしろ嬉しい彪流くん!!」


「キモい。早く教えろ。」


「自己チューなんだからよ〜!えっと‥‥確か‥‥。3組??」


「3組??」


「ん?5組??」


「は?」


「いや2組?」


イライラすんな〜。
カノジョのクラスも知らねぇのかよ。


「つかさ〜?なんでメグのクラス知りたいわけよ??」
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