空から笑ってて
―――5日目
あの電話に出ない日から優汐とは会えてないし、連絡もつかない。
電話してもいつも留守電だし、メールしても返信ないし、クラスが分かったから行ってみたけど、優汐はここ3日来てないようだし。
「今日も来てないのか‥‥‥。」
毎日優汐のクラスに行ってはうなだれて自分のクラスに帰ってくる俺。
「はぁ〜‥‥‥。」
最近の俺は優汐のことばっか気にしてるな。
さすがの彪流もそんな俺を気にしてるみたいだ。
「なぁ諒?最近どーしたのよ?」
「なにが。」
「朝きてすぐに他んとこ行ったと思ったら、うなだれて帰ってくるし。」
「別に?」