太陽に輝く君 -夢空-
ありがとう。隼翔。
「もう遅いし泊まってけ」
命令口調な隼翔。
「うん」
家をでたのは確か7時すぎ。
ふと時計を覗くと
時刻は9時を差していた。
「いきなり来るとか言われて
びっくりしたし」
「先輩から電話きてさ」
「なんで?」
甲子園のバスの時のことから
全部はなした。
「だからか。
先輩に真帆のこと
言われてびっくりだったし」
「ごめん。心配してたよ。
隼翔のこと」
「今日で先輩とは
終わりだしな」
「来年も再来年も,
甲子園に連れてってね」
笑いまじりで冗談含めて
隼翔にそう言った。