太陽に輝く君 -夢空-



あたしが隼翔の横に収まったのは
隼翔の部屋に来てから10分後くらいだった。



「じゃあ真帆も落ち着いたことだし、とりあえずみんなで乾杯っ」


まだ高校生。
世の中の高校生とあたしたちは少し違うのかもしれない。


こういう時はお酒がでてきてゴチャゴチャとしたりするのかもしれない。


でも隼翔や大輝たち桜山のみんなは絶対に触法行為をしないんだ。



「野球できなくなるのはいやだ」


と言う。



神様見てて。

こういうところがあたしは好き。



「まじ焦ったしな」


みんながジュースやらで乾杯したあとすぐに陽吾が言った。




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