太陽に輝く君 -夢空-


「隼翔ーっ!おめでとうね」


隼翔の部屋に入るなりそういって隼翔に抱き着く。



「冷たっ。外寒かった?」


「結構…」


そうあたしが言うと抱きしめる力を強くする。




離れて隼翔にお守りを渡す。


今回はちゃんと手渡し。



「はいっ」



「なんか前よりグレードアップしてるし」


嬉しそうに隼翔は言うと、
あたしの目の前で桜山野球部のバックにしっかりと着けてくれた。



ベンチの中にはバックくらいしか持ち込めない。

ユニフォームに潜めてもいいと言うけどピッチングに影響が出ることもあるらしくそれはやれないや…と隼翔は言う。


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