It loves indefinitely.




でも、やっぱり一番阿呆なのは優姫の一番近くに居った俺らで。



思い返せば思い返すほど、気づくチャンスはいくらでもあった。



優姫の病気にもっと早く気づける場面はほぼ毎日といってええほど見つかった。



それが悔しくて、悲しくて…思わず下唇を噛んだら、強く噛みすぎた様で、口の中に鉄の味が広がった。


ごめん、…ごめんな、優姫…。


  
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