It loves indefinitely.
「桜井、優姫のこと心配なんは分かるけどな、お前朝から何も食ってへんやん。そろそろ飯食わんと、お前が体壊すで?
そしたら今度はお前が優姫に心配されてまうやろ」
『分かっとる…けど、もう少しここに居る。謙司は先に飯食いに行ってええで?』
そう言って桜井は、もう一度優姫に視線を落とした。
『…どきどき言っとる』
桜井に近寄ってみると、ちょっとだけ肩が震えていた。
桜井…辛いんやな。
怖いんやな、悲しいんやな…。