きままなウルティマ生活【エッセイ】
 そんなこんなで、私が北斗から旅立つ時がやってきました。

仲間たちはそれぞれに強くなり、遊ぶ時間帯も変わってしまい集まる事が少なくなってしまった。

その時、知り合いが「IZUMO(出雲)」でギルドをしているから来ないか?
と誘われてシャード移動。

「ギルド」というのはまあ「組織」みたいなもんでして。
 仲間同士で作るグループみたいなもんですな。

キャラ移動は出来ないので、出雲で新たにキャラを作る事に。

この時、「IRC」というチャットツールを教えて貰い、同時に立ち上げて会話をしていました。

死んだ時はそこで「死んだー」と言うと、助けに来てくれたり。

 色々と便利です。

そしてこのギルド、何故か割と有名になった。

なんでかな~?
と、思っていたら……。

 同じような色の服を着ている別の有名なギルドがいたからだった。

しかし、入ってくる人たちが段々と強くなっていき。

そういった意味でもギルドの名が広まるようにもなりました。

私はこのギルドで最終的には「教育係」になっていた事は言うまでもない……。

「私を越えれば強くなるよ」

 自分が平均だと知っているから、入隊してくる新人に私はそう告げていた。

そしたら本当に強くなりやがった(笑)
< 15 / 84 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop