きままなウルティマ生活【エッセイ】

フェルッカとトランメル

　なんだかんだで出雲シャードで数年を過ごした頃……

激変の時が訪れる。

「世界が分裂する」

　というのだ。

これは大変！ プレイヤーたちの間で賛否両論。

いや、ほぼ否定的と言っていい。

「今の世界が2つに分裂する」

　というのである。

このスリルがたまらないゲームにとって、
「生ぬるい世界」が出来る。
　と、聞かされれば反対や抵抗があって当然である。


しかし、1つ魅力的な事があった。

「家が建てられる」

　このとき、1アカウントで家は建て放題だった。

なので、私がお金を貯めて家が欲しいと思う頃にはすでに家を建てられるほどの土地が無かったのである。

しばらくして
「トランメル」が解禁。

以前の世界は
「フェルッカ」と呼ばれるようになります。

「トランメル（旧ユーザーは「トラメル」と呼ぶ人が多い）」
　赤ネームやグレーネームは来られない世界。

当時は「ムーンストーン」
という石でフェルッカとトランメルを行き来していました。

今では
「ムーンゲート」が各、大陸、世界との移動を全て担っております。
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