きままなウルティマ生活【エッセイ】
 それは、とあるイベント。

T2A(ロストランド)のパプアという街にモンスターが襲撃してきました。

プレイヤーは共に戦い、モンスターを打ち倒していきます。

 もちろん、死体の中にはイベントでしか手に入らないアイテムがあったり無かったりりします(確率で出現)。

とりあえずカーソルを合わせてルート権がある死体がどうかを確かめながら開いていきます。

 しかし突然、隣にいたプレイヤーが私に攻撃を!!

画面前「なっ何故だ!?」

 よく見るとグレーネームになってた……

画面前「うおおおっやべえ!」
 必死に逃げ回ります。

3分後、青ネームに戻りホッとする。

死体を漁るだけではグレーネームは3分程度。

これが日本人だと攻撃はしてきません。

 危ない危ない……

胸をなで下ろしながら再びモンスターを倒していきます。

(この時、すでに私を攻撃したプレイヤーはもう味方となっていた)

そして、

画面前「あ……ルート権の無い死体開いちゃったな、あの人」

 自分と同じように攻撃され逃げ回っているプレイヤーを眺める。


ある意味、スパッとした行動だよなぁ……と感心しながらその光景を笑って見ていた。
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