記憶 ―夢幻の森―


「パパッ、あたしも明日学校お休みする!」

「「ハルカ…!?」」



その後、どれだけ俺と両親が二人をなだめようとも、


「『一緒に行く!」』

と強い瞳で言い切り、聞こうとしなかった。

待っているだけなんて嫌だ、
と意気込んでいた。


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