【短編】HAPPY★VALENTINE


「そういえば今日メガネしてないけどコンタクト?」


「おぉ……なんか変?」




全然ですっ!!

しかも、髪の毛はいつも以上に意識してくれたみたいで、しっかりとセットされていた。






「なんか別人みたい。
横にモデルが立ってるかんじ。」




そうか……?そう呟きながら、目元に触れようとした優輝は、メガネをかけていないことに気づいて、髪の毛をグシャッと包む。





焦げ茶色に染めている優輝の髪の毛は、部屋の照明で透き通っていた。






< 27 / 35 >

この作品をシェア

pagetop