君と過ごせる最期まで
「…どういうこと…?」
待て待て待て。
本当にどういうことだ。
………………。
あぁ、駄目だ。
頭が回らない。
「…ま、いっか…」
記憶も虚ろだし。
今日は…早く帰って寝よう。
そう、足早に歩き進め、家につき鍵を開けた。
その後、自分の部屋に向かうため階段を駆け上がる。
「…眠い」
はやく、寝たい。
この…現実からはやく逃れたい。
そんな一心から、部屋のドア乱雑を開けると肩にかけていた鞄を部屋へ放り投げた。
そして、着替えようと電気をつける。
…って、
「……え、…は?」