君と過ごせる最期まで



…うん。



払えなかった。



はぁ…と、盛大なため息をついていると稔の悪戯はエスカレートしていく。



事実、触れられる訳ではないので痛くはないのだが、見てて不快極まりない。



「…鬱陶しい!」



『まぁまぁ。そう、カリカリすんな。面白い顔が台無しだぜ?』



………



「…死んどけ」



『もう、死んでる♪』



♪をつけんな!♪を!



あぁ…ムカつくッ!!



< 29 / 96 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop