【実話】親愛なる幸せへの回り道

それから私は

自分に似合いそうな服を探した。




とにかく明るくなれそうな服を。


菜々子も

一生懸命探してくれた。





『ねぇ真里!これよくない?』




菜々子が手にしたのは、

真っ白なワンピース。





『…本当っ!』



いつもは

こんなに女の子っぽい服を

あまり着ない私だけど。




これにしてみようと

思った自分がいる。



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