【実話】親愛なる幸せへの回り道

遊園地は日曜日なのにも

関わらず、

がらんとしていた。




私と陵は

次々と乗り物に乗った。



ジェットコースターも

目を瞑っている彼の横で

思いっきり楽しんだ。






…そして

問題になってくるのが…






『真里??

そろそろ入ろうか笑』



やっぱり約束を忘れていない陵。



私は手をひかれて

半ば強制的に

お化け屋敷に連れていかれた。





そしてその途中。



゙…ん…?あれって…!!?゙








幸にそっくりな人を

見かけた。




横顔だけだったけど。



…やっぱり隣には

綺麗な女の人がいて。









…今はもう悲しくないと

言ったら嘘になるけど…




今を楽しみたいという

気持ちの方が悲しみを上回った。


< 123 / 245 >

この作品をシェア

pagetop