【実話】親愛なる幸せへの回り道
『真里!
メールするの?会いにいくの?』
菜々子は何か
楽しげに私に聞いてくる。
『なんで
そんなに楽しそうなの?』
『だってなんか見てると、
ドラマみたいなんだもんっ!』
ドラマ…?
いやいや
自分では
そんなこと思っても
いないんですけど…
『で?どうするの?』
『うーん…
恥ずかしいからメールかなぁ…
いやでも会って話した方が
いいのかなぁ…
いゃ…』
『…んもうっ笑!!』