【実話】親愛なる幸せへの回り道

『…』


『ごめんね、真里。

上で絢が待ってるから…

アド教えようか…?』


『…うん』


そこで私達は

無言でアドレスを送りあった。




『ごめん…じゃあ、行くよ。

なんかあったら

絶対連絡しろよ?』



『…』






そう言って幸は歩きだす。



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