【実話】親愛なる幸せへの回り道
そして最後の夜。
もうみんな、
私を茶化したりはしなかったけど、
私が幸のことが
気になってぃることを
分かったらしく、
色々聞いてきた。
それがもう嫌ではなかった。
『上手くいくとぃいなぁーっ』
『頑張って!
まじで応援してるからっ!』
私が幸の話をして
赤くなるたびに
みんながキャーキャー、
歓声をあげる。
そんなこんなで、
ふと時計を見ると真夜中だった。
すると急に
友達の一人、瑞穂が
トイレに駆け込んだ。