【実話】親愛なる幸せへの回り道


『えっ、どうしたのっ!?』


みんなで

トイレの近くに駆け寄る。




トイレの中からは体調が悪くて

苦しんでいる瑞穂の声がした。




『だ、大丈夫っ!?』


『コーチ呼ばなきゃ!』


『よしっ、

誰か呼んでくるから

瑞穂待っててねっ!!』



そして私達は

他の生徒たちが寝ている中、

必死にホテルの中を走った。



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