【実話】親愛なる幸せへの回り道

『こ、幸っ!!?』


『おう。

会議室で柚希の

話きいてすぐ飛んできた。


瑞穂大丈夫か??』



そう瑞穂に

優しく話しかける幸の額には

うっすらと汗がにじんでいた。




『真里は?

大丈夫?』




『私は大丈夫だよ!

とりあえず汗かいてるから

これでふいて!』



そして私は

何も考えることなく

お気に入りの

ピンクのタオルを渡した。



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