【実話】親愛なる幸せへの回り道

先生が

咳をしながら椅子に座った。



いつもは元気そうなのに、

今日はなんだか

調子が悪そうだった。




『えーっ…

……授業を始めます…』



声もがらがらで、

正直何を言っているのか

わからなかった。



周りからも

心配のざわめきがおきはじめた。



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