狼さんの好きな人
「それもそうだねぇ…。じゃあ、ひよりちゃん。フリースローしていいよ。」


と、いうことでフリースローをする事となった。


一回目も二回目も…


全くゴールに届かずあえなく撃沈…。


せっかくのチャンスなのに…


皆に申し訳ない…。


「ひよりちゃん、バスケ初心者ってとこがまた可愛い〜ッ!!」


その言い方が何だかムカつく!!


ピンキーめ!!


「ひよ、気にするな。少しずつ練習すれば必ず上手くなるから。」


レンジ先輩優しい…


「はい!!ありがとうございます。」


「俺がお前の仇をとってやるからな。見てろよ?」


「はい!!ピンキーをぶっ潰しちゃって下さい!!」


レンジ先輩は、ピンキー先輩からボールを奪うと…


自分のゴールまでドリブルをついて…


ダァァァン!!!!


おもいっきりダンクを決めていた。


カッコイイ!!!!


レンジ先輩は、モジャ男みたいに背がとても高いわけではない。


だけど…


もの凄いジャンプ力の持ち主なのだ。


.
< 115 / 411 >

この作品をシェア

pagetop