狼さんの好きな人
体育館に戻ると、ひよりをおもいっきり抱き締めた。
兄妹だとわかっていても、腹が立つな。
あの、シスコン!!
毎日ひよりにキスしやがって!!
「か、枢!?どうしたんですか?」
何か、ひより熱くないか?
そういえば、郁斗も言ってたな。
「別に。お前、大丈夫か?体が熱いぞ?」
「へ?大丈夫ですよ。」
「だったら、いいけど。ひより、キスしろ。」
「へッ!?いきなり何ですか?」
「ひよりとキスしたい。ほら、早く。」
「えぇッ!?私からするんですか?」
「そう。」
「そうって…」
「俺、焦らされるの嫌い。」
「……わかりました。枢、もっと屈んで下さい。キスできません。」
ぷっ。顔が真っ赤。
可愛い。
郁斗は、ひよりがこんな可愛い顔するなんて知らないだろうな。
.
兄妹だとわかっていても、腹が立つな。
あの、シスコン!!
毎日ひよりにキスしやがって!!
「か、枢!?どうしたんですか?」
何か、ひより熱くないか?
そういえば、郁斗も言ってたな。
「別に。お前、大丈夫か?体が熱いぞ?」
「へ?大丈夫ですよ。」
「だったら、いいけど。ひより、キスしろ。」
「へッ!?いきなり何ですか?」
「ひよりとキスしたい。ほら、早く。」
「えぇッ!?私からするんですか?」
「そう。」
「そうって…」
「俺、焦らされるの嫌い。」
「……わかりました。枢、もっと屈んで下さい。キスできません。」
ぷっ。顔が真っ赤。
可愛い。
郁斗は、ひよりがこんな可愛い顔するなんて知らないだろうな。
.