狼さんの好きな人
ひよりとひよこの関係
再度、眠りについた直也さんを置いて部屋から出ると…
ヘニャヘニャと座り込み…
ぶわっと涙が溢れた。
ことの発端は、一時間程前。
和也くんの彼女さんの一人(和也くんには、彼女がたくさんいるらしい。)が、美容師さんでロングウィッグをもらってきたことから始まった。
『お嬢、これ美容師の彼女からもらったんだけど…』
『ヅラ?』
『ヅラじゃないカツラだ。って、違う!!ウィッグって言うんだよ。』
『銀魂好きバレバレだよ。それで、そのウィッグをどうするの?』
『俺、お嬢のロングヘアー見てみたいからさ。これ、つけてよ。』
『私、こんなのつけたことないからできないよ。』
『じゃあ、俺がしてやる。』
そう言ったのが、モジャ男だった。
意外にも、手先が器用なモジャ男は私の髪を綺麗にセットしてくれた。
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ヘニャヘニャと座り込み…
ぶわっと涙が溢れた。
ことの発端は、一時間程前。
和也くんの彼女さんの一人(和也くんには、彼女がたくさんいるらしい。)が、美容師さんでロングウィッグをもらってきたことから始まった。
『お嬢、これ美容師の彼女からもらったんだけど…』
『ヅラ?』
『ヅラじゃないカツラだ。って、違う!!ウィッグって言うんだよ。』
『銀魂好きバレバレだよ。それで、そのウィッグをどうするの?』
『俺、お嬢のロングヘアー見てみたいからさ。これ、つけてよ。』
『私、こんなのつけたことないからできないよ。』
『じゃあ、俺がしてやる。』
そう言ったのが、モジャ男だった。
意外にも、手先が器用なモジャ男は私の髪を綺麗にセットしてくれた。
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