狼さんの好きな人
お兄ちゃんと一緒に体育館に入って、目に飛び込んできたものは…
「「「てめぇ、ひよをあんな顔させやがって!!どういうつもりなんだよッ!!!!」」」
そんなレンジ先輩の叫び声とともに、モジャ男が殴られているところだった。
え…?
ちょ…
「「痛ぇな!!何すんだ、テメェ!!!!」」
モジャ男が、口から出ていた血を手で拭うとレンジ先輩をおもいっきり蹴り飛ばした。
何が何だかさっぱりだけど、これケンカしてるよね?
慌てて、ピンキー先輩達が二人を止めに入るけど…
モジャ男もレンジ先輩も、止めに入ってきた先輩達を投げ飛ばしてお互いの胸ぐらを掴み合い、いつ殴り合いになってもおかしくなかった。
慌てて、私が二人の元へ行こうとしたらお兄ちゃんに腕を掴まれた。
「ひよりは、ここにいろ。ケンカに捲き込まれてケガするから。俺が一発で止めさせてくる。」
「う、うん…」
.
「「「てめぇ、ひよをあんな顔させやがって!!どういうつもりなんだよッ!!!!」」」
そんなレンジ先輩の叫び声とともに、モジャ男が殴られているところだった。
え…?
ちょ…
「「痛ぇな!!何すんだ、テメェ!!!!」」
モジャ男が、口から出ていた血を手で拭うとレンジ先輩をおもいっきり蹴り飛ばした。
何が何だかさっぱりだけど、これケンカしてるよね?
慌てて、ピンキー先輩達が二人を止めに入るけど…
モジャ男もレンジ先輩も、止めに入ってきた先輩達を投げ飛ばしてお互いの胸ぐらを掴み合い、いつ殴り合いになってもおかしくなかった。
慌てて、私が二人の元へ行こうとしたらお兄ちゃんに腕を掴まれた。
「ひよりは、ここにいろ。ケンカに捲き込まれてケガするから。俺が一発で止めさせてくる。」
「う、うん…」
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