私のSweets Boy 2
校門を出て、
学校の南側に歩いて行く
車で通学する生徒や先生たちが
停める駐車場へ向かってる
歩いてる間、
いつもは、何かしら、
話をしてくれる坂口くんは、
始終黙ったまま…
坂口くんの車が停めてある所に着いた
「麻紀、乗って…」
助手席を開けてくれたので、
私は、乗りこんだ
坂口くんも、運転席に乗り、
車はスタートした
「ねぇ、どこ、行くの…?」
「……うん…」
相変わらず、なにも答えてくれない…
真正面を向いて、
坂口くんは、運転に集中してる…