私のSweets Boy 2

次の日から、

おじさんの店の厨房に
入らせてもらい、

おじさんの効率の良い手際の良さを
身近で見ながら
ケーキ作りの基本から
勉強させてもらうことに
なった

もちろん、
厨房では、イチバン下っ端だから、
皿洗いから、材料の用意から
なんでもやらせてもらった

そして、
店を閉めたあと、

コンテストの試作品を
厨房を借りて、作った

自分で、納得いくまで
繰り返し試作し、
試食を、おじさんがしてくれる

おじさんは、
首を縦には、振らない

何が足りないかは、
自分で考えろ、
とだけ…

コンテストの日まで、
毎日、
付き合ってくれた


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