私のSweets Boy 2
リビングには、
さらに、
甘い香りが強く漂う…
部屋を見渡すけど、誰もいない?
でも、
奥のキッチンの方から、
カシャカシャと聞こえる音…
独立した
キッチンというか、
本格的な厨房…?が奥にあり、
その中に、立っている
見覚えある背中…
「よう…すけ…?」
私の声に気付いた陽介が
クルリ、こちらを向いた
「お、麻紀、起きたんだ
調子、どう?
まだ、気分よくないか?」
作業していたのを中断し
こちらに向かってきた