私のSweets Boy 2

「じゃぁ、帰り、また連絡しろよ、
迎えにくるから…
絶対だぜ!」


「う、うん…ありがと」


まるで、ホントの彼氏のように…?
心配してくれる坂口くん…

坂口くんの車を見送ったあと、
カフェの中に入った


優華ちゃんの姿を
キョロキョロと探せば…


「麻紀、こっちー」


カウンター席の奥で
大きく手を振る優華ちゃん


「ごめんね、待った?」


優華ちゃんの隣の席に座り、
カウンターに置いてあるメニューに目を移す


「ねぇ、今のイケメン…誰?」


あ…


優華ちゃんは、
坂口くんのコト、知らないんだった…



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