甘い君に溺れて



「あ、伊集院さん…!?」



「覚えててくれたんですか!?」



「もちろんですよー。
一緒に仕事した時にお会いしましたよね?」



「そうです。」



伊集院は嬉しそうに、にっこり笑った。



…う゛っ…
相変わらずのイケメンだこと…



彼は伊集院 刹那。


前に伊集院と仕事をした時、会社中の女性社員が伊集院のことで話題が持ちきりだった。



伊集院はイケメンで爽やか系。



まぁあたしも、あの爽やかな笑顔に惚れなかったと言うと嘘になるけど…



「ここで立ち話もなんですし、そこのレストランに行きませんか?」



「あ、はい。」



伊集院に言われ、二人はホテルのレストランへ向かった。



< 116 / 161 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop