甘い君に溺れて



「じゃあ違う場所に行きましょうか。
いい店があるんです。」



「はい。」



ちあきは伊集院の車に乗って違う場所に行った。



「ここです。」



「あ…ここ…」



そこは空也と出会った居酒屋だった。



「ちあきさんも知ってるんですか?」



「はい。
よく飲みに来てたんで…」



「そうなんですか。
何かここに来たら落ち着くんです。」



「あ、あたしもそうなんです♪
ここの店の雰囲気が何かいいですよね。」



「そうそう。
やっぱちあきさんとは気が合いますね。」



「そうですね。

でも正直、伊集院さんがこうゆう所に行くなんて意外でしたー。」



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