甘い君に溺れて



「ははっ。
やっぱり堅苦しいイメージがありますか…」



「堅苦しいというか何と言うか…
ファミレスは全然似合いませんね。」



「ファミレスもたまに行きますよ。」



「えっ!?」



「高級レストランとかって、色々マナーとか気にしないとだめだし面倒じゃないですか?」



「確かに…。
でもまさか伊集院さんがそんな風に思ってたなんて…」



「俺はちあきさんが想像してるような、堅苦しい男じゃないですよ?」



伊集院はにっこり笑った。



「どうやらそうみたいですね…?」



ちあきも笑いながら言った。



「さ、ちあきさん飲みましょう!!」



「はーい♪」



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