甘い君に溺れて



「思ったより濡れてますね?」



「やめ…っあ…や…!!」



「そんな我慢しなくても体を任せれば楽なのに?」



「も…やめ…てっ」



やめてとしか言わないちあきに伊集院は指のスピードを早めた。



「…っ!!!!」



ちあきは必死に声が出るのを我慢した。



「なかなか頑張りますね?」



伊集院は笑いながらそう言うとカチャカチャとベルトを外した。



「やめて!!
お願い!!それだけは!!」



ちあきは泣き叫びながら言った。



「じゃあ…ちあきさんの口でしてくれたらいいですよ?」



「…えっ…」



「さぁどうします?」



ちあきは少し黙った後、小さな声で言った。



「……口で…します…」



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