甘い君に溺れて
結衣の家に何度も電話しても出ないので、ちあきは仕方なく一人でホストクラブ レオンへと向かった。
「「「いらっしゃいませ。
ようこそレオンへ。」」」
「あ、どうも…」
昨日と同じく聖さんが奥から来た。
「ちあきさん、こんばんは。
今日はお一人ですか?」
「あぁ…まぁ…
あの、空也くんに用があって。」
「かしこまりました。
ではお席へ。」
席へ案内され、少しすると違うホストがやって来た。
「どーも、こんばんは♪」
「こんばんは。」
「一応No.2の京太っす♪
よろしくー」
「よろしくね。」