甘い君に溺れて
「でっでも空也、怒ってないの…?」
「ちあきは悪くないだろ?」
「でもあたしもあんなことして…」
「じゃあちあき…?」
ちあきはジッと空也を見た。
「酔っていいのは俺の前だけって約束して?」
「うん…。
絶対約束する。」
「よろしい♪
俺も昨日あんな無理矢理ごめんな?」
「ううん。
空也にああゆうことされるのが嫌で嫌がったんじゃないからね?」
「うん…。
ちあき、本当大好き。
もう絶対離さないから―」
「あたしも大好き。
もう絶対離れないから…。」
二人の距離はゆっくりと縮まり、唇が重なった。
唇はすぐに離れてちあきは「あれ?」っと眉をひそめた。