甘い君に溺れて



「空也…ありがとう…」



ちあきは空也に話して良かったと心から思った。



「ちあき、あいつと話しつけたいんだけど一緒に来てくれるか?」



ちあきは空也の真剣な眼差しに、すぐ返事をした。



「うん…
空也が居れば大丈夫…」



ちあきは空也にギュッっと抱き着いた。



そんなちあきの頭を空也は優しく撫でてくれた。



そして少ししてから二人は伊集院の会社へ向かった。



会社へ向かっている間二人は会話はあまりなかったが、手を強く握りあっていた…―



< 156 / 161 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop