甘い君に溺れて



「…はい。

じゃあちあきさんまたね♪」



「うん。」



空也はちあきの隣に座り、腕をちあきの肩に置いて少し自分の方へ引き寄せた。



「帰るなら起こしてくれれば良かったのに。」



「起こさない方がいいかなと思って…」



「ちあきさんに起こしてもらえるなら大歓迎だけど?」



「あははは…

それで、その…
あたし昨日のこと全然覚えてなくて…」



「どこまで覚えてる?」



「空也くんと乾杯した後から覚えてなくて。

あの、ごめんなさい…
酔って迷惑かけちゃいましたよね?」



「迷惑じゃないよ。
ちあきさん可愛かったよ?」



「え…?///
あたし何かしちゃいました…?」



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