甘い君に溺れて



振りほどく…?

最初からそうすればいいのにあたしは何で抵抗しないの?



相手はまだ会ったばっかりで、しかもホストで…



ちあきは少し潤んだ目でただ黙って空也を見つめていた。



「…抵抗しないなら本当に知らないからな?」



空也はそう言ってまたちあきに甘いキスをした。



「んっ…ふ…///」



あーぁ…

あたしはもう君の虜になってしまった…



「ちあき、可愛い。

…好きだ。
俺の彼女になって?」



あたしは無意識に頷いた。



「え、本当に!?」



そんなに意外だったのか、空也は驚いたようにちあきを見た。



「う、うん。

でも本当にあたしでいいの?」



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